この季節、よく目にする光景です。

先日、友人と会いました。20代の可愛い女性です。
その彼女の足元がコチラ。
「足、痛くない?」
「これ、すごく履きやすいの。足が解放されててヒールもないからね。」
と、とてもお気に入りの様子。
でも、後ろから見ると・・・
かかとが内側に落ちています。 これ、大変なコトですよね?!
この写真を見て、彼女も思わずびっくり。
若い方でも、この靴をずっと履いていたら、
足首、ひざ、腰など・・・傷めない訳がありません。
街を見回してみると、ムートンブーツを履いている方の半分以上が
おそらく この状態ではないでしょうか?
(昨日気にして見ていたら、7割の方のかかとが落ちていました^^;)
もしかしたら自覚症状はないのかもしれませんね。
痛くなくても、足に そして体に悪いことも 多々あります。
後姿は自分ではなかなかチェックできません。
あなたの足も 実は気づかないだけで
けなげにじっと我慢しているのかもしれませんよ~。
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足と靴の相談室 Dear Foot 市川市市川1-20-17
047-325-1192
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靴は、足長(足の縦の長さのことですね)だけで選ぶことができないことは
皆さんもよくご存知なのではないかと思います。
そう、足囲(3Eとか4Eとかの表示で表されるサイズのことです。)も
考慮しなければなりませんよね?
今日は、秘かに靴選びの悩みを抱える「細足さん」にスポットをあてて
お話したいと思います。
「細足さん」
JIS規格でいう D、C、B、A、AA、AAA・・・などの足囲の方を
私はひっくるめて、(勝手に^^;)そう呼んでいます。
世の中に細足さんにおすすめできるような細い靴・・・
(単に「細い靴」というより「踵~中足部が細く指がしっかり伸びる歩きやすい靴」)
が少ないということもあり、子羊さんの悩みは深刻です。
ただ、C幅だから、C幅の靴を合わせればよいかというとそうではありません。
実際は、同じ足囲(足回り)でも、足幅(横幅)はさまざま。
荷重時(立位)の足囲が同じでも、非荷重時(座位で体重をかけていない時)の
数値差(足が柔らかいとか堅いとかを把握する) はさまざまです。
(柔らかいお足の方は、実際の幅よりも より細い幅のほうがしっくりします。)
かかとの大きさに関しても、
同じ細幅でも、かかとが小さい方もいらっしゃれば普通の方もいらっしゃいます。
踵骨の外反や内反が強い方も、かかとがおさまりにくいです。
「どんなに細い靴を選んでも踵がなんとなくゆるい気がする」
「何を履いても、足が前にすべる感じがする」という悩みを抱える細足さん。
それは、
足幅が細いから、踵が小さいから、足が柔らかいから、足が歪んでいるから・・・
それだけが理由ではないかもしれません。
(いやいや、それだけでも、それが叶う靴を探すのは大変なことなのですが。)
注目していただきたいポイントがあります。
それは、「踏まず長」。
踵から、足の曲がるところまでの長さのことで、
(親指側を内踏まず長といい、小指側を外踏まず長といいます。)

↓ これは、「ブラノックス」。
足の踏まず長と足長のバランスを把握するために使います。

踏まずが短い足(つまり指が長い足・見た目のことではありません。)の方は、
同じ細足の靴でも、指側をあえて長めに計算して作られた靴を選ぶように
心がけると良いと思います。
(ただ、極端に踏まず長が短い方は、既成の靴で探すのは難しいかもしれません。)
P.S
今回は、細足さんについて少し語ってみましたが、
だからといってウチの店に細足さんの靴がたくさんあるという訳ではありません(泣)
一生懸命探しているんですけどね。。。
あしたは、
数少ない細足さん向きで、
その上、 踏まず長 がやや短めに作られた靴を ご紹介したいと思います。
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「あの日、5時間かけて帰ってきたんです。
でも、この靴のおかげで 全然足も痛くならないで帰ってこれたんですよ!」
と報告に来てくださった方が何人かいらっしゃいました。
寒くて暗い夜道、くじけそうな気持ちの中で
うちの靴たちが少しでもお役に立てたならこんなに嬉しいことはありません。
靴もきっと、ご主人様のために
「がんばって~!」
と足元からエールをおくっていたに違いありません。
もしかしたら、
こんな状況だからこそ、靴がわたしたちに
笑顔を そして元気を もたらせてくれるかもしれませんね。
そんな 「靴のチカラ」 を信じて
私にできることを
せいいっぱい がんばります。
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昨日、新聞を読んでいたら・・・

こんな記事を見つけました。
狭窄症の手術を受けたが痛みは悪化するばかりだったので、精神的ストレスの
可能性もあることから、精神科医の診察を受けたところ症状が和らいだという。
「腰痛の原因あるいは悪化させる要因として精神的ストレスは見逃せない」とのこと。
そして、こうしたストレスの他にも、意外な腰痛の原因があり、
それが、「
足に合わない靴を履いているときだ」 と書いてありました。
腰痛が気になる方は、とても多いと思います。
毎日履く靴が 足に合っているということは、本当に大事なことです。
この記事を見て、少しでも 靴を見直して下さる方が増えるといいなぁ。。。
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夏をまじかに感じる今日この頃、
お出かけやご旅行の予定があるのでと靴をお選びに・・・。

なにより嬉しいことは、時間に余裕をもって靴を買って下さる方がとても多いことです。
少なくても1~2週間、1~2ヶ月くらい前に来てくださる方もいらっしゃいます。
当店では、ウォーキングシューズにも
より快適な歩行のために、インソールの調整を行なっています。
インソールの調整により、姿勢や使う筋肉が変わることがあります。
それが違和感として感じられ、慣れるのに多少の時間が必要になる方もおられます。
できれば、履きはじめは 短い時間から慣らされることをおすすめします。
新車同様、靴にも慣らし運転が、大切なんですよね。
こうして、バッチリ♪になった靴であれば、
おでかけだって、旅行だって、さらに楽しめることは、間違いありません。
「いってらっしゃいませ~!^^」
近頃は「靴ひもを結ぶこと」ができない小学生が増えているのだそうです。

ひも結びのできないお子さんが増えているのは、
“ひもを結ぶ必要のない環境” が原因のひとつ・・・
と聞いたことがあります。
マジックテープやスナップボタンなど、簡単にできる工夫がされればされるほど、
ひもを結ぶという動作も少なくなってしまったのかもしれません。
当店でも、特に男性の方に、靴ひもを結ぶのが苦手な方をよくお見かけします。
男性は女性に比べて、子供の頃から、エプロンやお弁当包み、包装など、
「結ぶ」という動作に 身近に触れることが少ないこともあるのでしょうか?
私は決して、手先が器用なタイプではありませんが、
「あなた、靴ひもを結ぶの上手ね~!!」 と すっごくよく褒められます。
だって、毎日毎日、皆さんの靴ひもを結んでますからね^^
「靴ひもを結ぶ」 ことも、機会が増えれば上手になるのだと思います。
「靴ひもをきちんと結ぶ」、 ほんと、気持ちいいんですよ~。
ますます、簡単、便利になっていく、現代人の生活。
どうか、「靴ひもを結ぶこと」が、忘れ去られていくことがありませんようにと
こころから願うばかりです。
このおもちゃ、
子供のひも結びの練習のためのものなんですって!
先日、お店のお気に入りグッズに仲間入りしました~♪
9月に入り、急に過ごしやすくなってきたような・・・♪
そろそろウォーキングでも始めよう、と思っていらっしゃる方も多いのでは?
「ウォーキング」は、健康増進のための最も手軽な運動です。
なんと、ウォーキング人口は 4000万人にものぼるのだそうです。
また、歩くことで、
生活習慣病の予防、ダイエット、骨密度の維持、血糖値抑制、血液循環、
血圧調整、免疫・心肺機能の増強、便秘解消、ストレス解消・・・などなど、
さまざまな効用があるといわれています。
ただ、歩く前に
「靴、チェ~ック!!」
柔らかくて軽すぎるフニャフニャ靴で 歩いていませんか?
ヒモも ユルユルではありませんか?
ダイエットのために・・・とか思って、
カッターシューズやパンプスで1駅歩いて帰ってきたりしていませんか?
運動するときには、まず道具をそろえますよね?
ウォーキングに必要な道具は、「靴」です。
じっくり、ゆっくり選ばなければなりません。
靴が悪いと・・・
健康のためにはじめたウォーキングが、逆にトラブルを引き起こしてしまうことにも!
あなたの靴、大丈夫ですか?
「歩き方が悪いから、靴のかかとの外側がへっちゃうのよね・・・」
こうおっしゃる方、とても多いです。

外側がへる = 歩き方が悪い、足が悪い、靴が悪い・・・
と、皆さん 思っていらっしゃいませんか?
違いますよー!!!
正しい歩行をし、正しい靴を履いても、靴の外側はへります。
歩行角は13度と言われていて、多少外側がへるのは 正常です。
(写真の靴で言うと、ちょうど斜めの底材の部分です)ただし、極端に外側がへっていたり、内側がへっていたり、
左右のへり方が違っていたり・・・などは、あまり良いへり方とはいえません。
靴底のへりやすさについては、
まずは、底材。
柔らかく軽い靴などは、特にへりやすいです。
逆に、へりにくい素材のものは重かったりします。
底材にも短所・長所があり、なにを重要視するかではないでしょうか?
次に、歩き方。
足をひきずるように歩いている方は、摩擦でへりかたが早いです。
酔っ払って一駅歩いちゃったという男性の靴底は1日ですごくへってました^^;足にフィットしないデザインのもの(ミュールのようなつっかけタイプ)や
サイズが合っていないものも、へり方は早いです。
もちろん、足に合っている靴は、へり方や へり具合がちがいます♪
ただ、どんなに足に合ってる靴でも、歩けばへるんです。
へったら直す。
楽しく歩いて・・・たくさん歩いて・・・そして、へったら直す。
それがなにより大切なことだと思います。
着脱簡単な「ファスナー付の靴」

「一度ファスナー付のを履いちゃうと、便利でやめられないわ」との声も多く
大変人気のアイテムです。
でもね・・・。
購入時に、私が足に合わせて 紐を締めた時のままで 何年たっても
一度も紐を締めなおした形跡のない方が 意外に多いんです。
「だって、あなたが丁度よくしてくれたんだから、ばっちりでしょ?」
「いえいえ・・・(苦笑)」
足は生きています。
朝と夜も違いますし、日によっても結構違いますよね。
もちろん夏と冬では、靴下の厚さも違ってきます。
また、靴は履き続けて馴染んでくると、足を覆う周りの素材(皮や合皮)が
伸びてきて、最初に紐を調整した状態では、ゆるくなってきます。
ゆるい状態で歩くと、足が靴の中で泳ぐので、擦れやすく靴ズレの要因になったり、
膝や腰が痛くなったりすることもあります。
簡単便利だからこその、落とし穴。
さ~て、靴下も薄くなる、この季節。
足に合わせて、紐を一番下の部分から順番に締めなおしましょう、ね!
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